今日は何読む?-戯曲を読もう-

演劇の台本(戯曲)の感想ブログ

戯曲感想

中屋敷法二「いまさらキスシーン」

あらすじ華も恥じらう乙女だが、部活に勉強にマジ多忙!! ちっとも身動き取れなくて、若さを楽しむ余裕がねぇ!! あらすじはCorich舞台芸術の「いまさらキスシーン」のページからお借りいたしました。まさに、この感じ。 インディペンデントシアターという…

W・シェイクスピア「夏の夜の夢」

あらすじ アテネの公爵シーシアスはアマゾンの女王ヒポリタとの婚儀をあと4日に控え、幸せな焦燥感を味わっていた。そこへ貴族イジーアスから訴訟が持ち込まれる。娘のハーミアが親の意思を無視して別な男と結婚したいと言って聞かないというのだ。アテネの…

太田省吾「千年の夏」「午後の光」「棲家」

「千年の夏」 夏のビーチでの、男の話 男と女の話?愛の話? 麻の上衣(男)と双眼鏡(男)、ちょっと間抜けな会話が面白い。 ページを開いたときに感じた「難しいのでは…?」という期待を裏切り、くすりとする場面もありました。 「午後の光」 この3つの作品の…

野田秀樹「パンドラの鐘」

あらすじ 物語の舞台は、大平洋戦争開戦前夜の長崎。歴史の謎に惹かれ、考古学者たちが掘り出したのは、土深く埋もれた巨大な古代の鐘。 その鐘の姿から、歴史から遠く忘れ去られた古代王国と、 鐘と一緒に葬られた古代の秘密が浮かび上がる。決して覗いては…